モトコの迷走日記

迷走:定まった道筋・進路を通らず不規則に走ること。

頭と心が一致しないということ

f:id:motoko21:20210818135523p:plain

子どもが、夜寝る前に吐いてしまう。

2日連続でそういうことがあり、

私は「子どもの本当の危機」を自分が作っているんだと

やっと認識することができた。

いや、わかってるつもりではいたんだ。

認識レベル、下の下。

 

最初はコロナ!?と思ったが

熱なし、咳なし、倦怠感、味覚の違和感もなさそうだし、日中は元気。

汚れた毛布を洗いながら

「これで家族全滅か」という思いもよぎったけれど

そうじゃない。

 

夏休みが終わったら、

ママはまた仕事を始めようと思うと子どもにも話していて、

子どもは「留守番をしないといけなくなるのか」と不安になり

(以前は学童に行っていたが、私がフルタイムの仕事を辞めたので退所した)

その不安が解消されないストレスが

体の不調になってあらわれたんだと思ってる。

 

あなたの下校時間までに帰って来られる仕事しかしない

と話してはいたけれど、

(それで自分ではケアしてるつもりだった)

そういう態度は、子どもにとっては確証がなく

不安をくすぶらせるだけだった。

(子どもはいろんなもしもの場合をたっくさん考えてしまう)

結局私がやってることは

悪い細胞を中途半端に取り除いて、

残った細胞が増殖すると

また下手な手術を繰り返す感じだ。

手術痕を増やしてばかりだ。

 

子どもは

「もう6年生なのに留守番できないなんて恥ずかしい」

「ママは仕事したいのに、自分が足枷になっている」

「もっとしっかりしなくちゃダメだ」

という思いが相当強い。

「だけど心がいう通りにしてくれない」と言う。

言いながら涙が止まらないので、ティッシュをたくさん渡す。

ごめんね。

本人が言うんだからそうなんだ。

 

今までの、自分の言動を振り返ってみる。

やり直したい...

「悪意のない、中途半端な言葉が人を傷つける」って

どこで見たんだっけな。

 

少しづつ鬱になっていく人。

その心の苦しみが一体どのくらいのものなのか。

頭と心が拮抗しているうちは

普段は元気に見えるんだろうな。

その元気が本物なのかどうか、

一緒に生活していてもよくわからなかったりする。

母親なのに

対処がとんちんかんなのもいる。

 

一番身近な人がとんちんかんなのは

本人は相当に苦しいはずだ。

苦しみをわかってもらえないというのは。

 

登校拒否とか

性同一性障害とか

依存症とか

 

頭と心が一致しないというのは

私が考えてるより

もっとずっとずっと苦しいことなんだとわかった。

わかったって言ってもね、

どんくらいのもんなんだか。

 

そもそも

私が勝手なのかな。

仕事したり、辞めたり。

いやそれは他の人もするよね。

誰のせいって考えるのはよそう。

 

子どもが「セラピーを受けたい」と言っていた。

「何か僕が納得できるようなこと、聞けたらな」と。

気持ちはわかる。

まだ前向きなエネルギーがある。

心療内科ってよくわからないし、

「納得できるようなこと」を言ってくれるなら

医者じゃなくてもいいんだけど、

スクールカウンセラーに会ってよかったと思ったから

探してみる。

 

「こころ」優先で。